九条
2019/04/17
午後にお客さんが途切れたひとときがあって、あまりにも外の陽射しがうららかなもので、つい椅子に座ってうたた寝をしてしまっていました。
知らぬ間に来店なさったお客さんに躊躇いがちに起こされて、顔から火が出るほど恥ずかしかったです。
きっと、間の抜けた顔で寝ていたんだろうなあ……。
「気持ちよさそうに寝てらしたのに、ごめんなさいね」
なんて言わせてしまって、申し訳ないったらなかったです。
本当にたるんでいますね。春眠なんとかと言いますが、夜だってしっかり眠っているのに。
これは、帰宅なさった大野木先生に、こってり叱っていただかなくては……と思いましたが、それではむしろご褒美になってしまいます。
セルフでしっかり叱責することにしましょう。