九条
2018/01/20
朝起きたらうっすら雪が積もっていたので、庭で小さな小さな雪だるまを作っていたら、物音で目が覚めた先生も、眠そうな顔で出てこられました。
先生も一つ、同じような雪だるまをお作りになったので、玄関先に二つ並べて置きました。
昼間に暖かくなったら、あっという間に解けてしまうかもしれませんが、なんとも愛らしい眺めです。
「すぐに解けるものに、俺たちのようだなどという感慨は言ってくれるなよ」と釘を刺される先生のお気持ちが嬉しくて、朝からニコニコしてしまいました。
かじかんだ手を熱いミルクティで温めるのは、冬の朝の幸せですね。
でも、先生はもう少しお休みになったほうがいいと思います。朝食を済ませたら、二人で二度寝をしましょうか。
ぬくぬくした布団もまた、冬の朝の幸せですもんね。